北東アジアを考えよう!

北東アジア(日中韓台朝)をメインに、ユーラシアを包括的に捉えよう。 

中米覇権争い

ノリンコについて。チャリンコではなくノリンコ

「ノリンコ」って知ってますか? いきなりですが「ノリンコ」って聞いた事ありますか?チャリンコではありません。中国で流行っているシェア自転車(シェアチャリ)ではなく「ノリンコ」です。この「ノリンコ」ある界隈では非常に有名な企業です。 このノリ…

中国が人権をリードする日@アフリカ

中国が人権をリードする日 「中国が人権規範をリードする」これを真面目に受け取る人は自分を含めて多くないと思います。ノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏やその妻の劉霞女史に対する扱い、ウイグル族やチベット族に対する文化のはく製化、人権派弁護士に対す…

中国とアフリカは本当に蜜月なのか?

中国とアフリカは本当に蜜月なのか? 2000年代後半から日本でにわかに中国のアフリカ進出に関する議論が盛り上がっているみたいです。色々な出版物も出されNHKでも様々な形で特集が組まれたりしています。最近も以下のような記事が出ました。 www3.nhk.or.jp…

今、安倍普三が首相である事は悪くも良くも。

朝鮮半島の緊張・中東の動乱 朝鮮半島の緊張が高まっています。また世界を見渡せばシリアで米ロが対立し、トルコではエルドアンが強権を発動し、中東も混乱しています。 こうした混沌した世界情勢の時に限って、アメリカは滅茶苦茶な大統領令を発動するトラ…

トランプの裏で・・・

トランプショックの裏で 世界がトランプショックに襲われてますが、別に世界はアメリカとしか外交しているわけではありません。トランプショックの裏でも色々とアジア・ユーラシア情勢は動いています。本稿ではトランプ・ショックの裏で起きているニュースに…

外交モンスターベトナムの実力。

環太平洋国家のダークホース、ベトナム フィリピンの大統領のドゥテルテ氏が中国に訪問し南シナ海におけるパワーゲームが新しい局面を迎えそうです。そんな中、こんなニュースが飛び込んで来ました。 www.sankei.com ベトナムも南シナ海で中国の圧力を受けて…

中国とアフリカ 「ネオ植民地主義」か「非西欧によるアフリカ独立の支援」か (その2)

(その1)では、主に中華人民共和国建国直後から改革開放の直前期までの「中国とアフリカ関係」をみました。 syuturumu.hatenablog.com 今回は、改革開放後、90年代の末から2000年代の「中国とアフリカの関係」を追っていきます。 新時代の幕開け 朱鎔基首相と…

中国とアフリカ 「ネオ植民地主義」か「非西欧によるアフリカ独立の支援」か (その1)

はじめに もうすぐTICAD(Tokyo International Conference on African Development)がケニアで開かれます。この会議は日本政府主導で、アフリカの開発援助等について話し合う会議です。 www.mofa.go.jp 日本の技術等がアフリカの発展に寄与するのは大変喜ば…

中華思想の源流

そもそも”中華思想”とは? 南シナ海や東シナ海など、 中国の行動を批判するときに「彼らは中華思想だから危険」という文言が使われるので 多少は聞いた事があると思います。しかし、自民族中心主義的な考えは何も中国独特なモノではありません。アメリカもマ…

中国の軍事費を読み解く

久々の一桁 中国の国会、全人代が開かれています。その直前に以下のようなニュースが流れてきました。 www.yomiuri.co.jp 尖閣諸島の領有権問題を抱える日本にしても、中国と領土問題を抱える諸外国国にとっても、一応、安心といいますか、少々ほっとするニ…

辺境地区の宿命?-宜野湾市市長選挙を受けて

沖縄を少し違った角度から考えよう 宜野湾市長選挙で、辺野古基地移転派の市長の方が当選しましたね。これでまた沖縄米軍基地問題がまた拗れる事になります。この騒動に関して、「はぁ?沖縄わがまますぎる!」「いい加減にしろ!」、「沖縄は日本!日米同盟…