北東アジアを考えよう!

北東アジア(日中韓台朝)をメインに、ユーラシアを包括的に捉えよう。 

中国経済

新疆をぶち壊す漢人はどういう人でどこから来ているのか?

新疆ウイグル自治区に行ってました。 2018年の7月18日から22日まで新疆ウイグル自治区に行ってました。昨今色々と話題な場所ですが、本場のウイグル料理に舌鼓を打ったり、独特な歴史を歩んだスポットを巡ったり有意義な旅でした。今回の記事はそこで感じた…

中国の対外援助その実情

中国の対外援助その実情 中国の途上国支援、「一帯一路」に関して様々な都市伝説が流れる事があります。「インフラ整備に囚人を使っている」「債務の罠で途上国を中国依存させている」「中国の支援はどこにも歓迎されていない。日米の圧勝」などなど。プロジ…

成昆鉄道とタンザン鉄道 東アジアとアフリカの技術転移

中国・アフリカ友好の象徴 中国とアフリカの関係を勉強していると必ずといっていいほど「タンザン鉄道」の存在が言及されます。タンザン鉄道とは1970年から1976年にかけて中国がタンザニアとザンビアの間に敷いた鉄道です。 あの時代、中国も文革期で決して…

中国の対外援助のルーツ

そもそも「対外援助」とは? このブログでは過去にも「中国のアフリカ支援」「中国の対外援助」といったテーマの記事を書いてきましたが、そもそも「対外援助」という概念について確認していない事に気付いてしまいました。そこでまずは「対外援助」というモ…

中国の対アフリカ援助は日本のパクリだった!?!?

灯台下暗し 中国の対外援助を論じるとどうも極端な意見に偏ってしまう傾向がありますよね。例えば「アフリカで中国は嫌われている」「東南アジアは親日だから中国を受け入れない」等々よく聞かれると思います。ある程度仕方ないかもしれません。日本は中国と…

ノリンコについて。チャリンコではなくノリンコ

「ノリンコ」って知ってますか? いきなりですが「ノリンコ」って聞いた事ありますか?チャリンコではありません。中国で流行っているシェア自転車(シェアチャリ)ではなく「ノリンコ」です。この「ノリンコ」ある界隈では非常に有名な企業です。 このノリ…

一帯一路とは”いったい”何なのか④ ワープア対策としてのアフリカの孔子学院

中国のアフリカ接近 中国のアフリカ進出が止まる気配がありません。アメリカの保護主義傾向や西欧の排他主義傾向をしり目に影響力を増大させています。 jp.reuters.com www.asahi.com しかし、かつてのような高度経済成長が終焉し国内にも課題山積の中国が果…

立ち上がれぇぇぇ!!中華ロボット玩具!! 問題点とか可能性とか

中国ロボット玩具といえば パシフィック・リムの続編が中国で公開されました。すでにヒットを飛ばしているようです。実写トランスフォーマーも中国でヒットしています。なので、それに関連するロボット玩具も売られています。しかし、中国といえば悪質なパク…

一帯一路を拒む香港、乗る香港

香港でも注目されている一帯一路 中国政府が推し進め、習近平政権の目玉政策の一つ「一帯一路」。「海上シルクロード」の通り道には香港が存在しています。香港と中国は対立関係にありますが、香港にも香港の諸事情があり背に腹は代えられない状況もあります…

キャッシュレス社会について考えてみた その① そもそも”オカネ”ってなんで”オカネ”なの

最近、「中国のキャッシュレス化社会論」が熱いですが 最近、中国で進む「キャッシュレス社会」についての記事がよく見られます。 newsphere.jp gendai.ismedia.jp working-asia.com 一方でこうした記事は「事実を誇張しすぎている」という声もあります。 to…

中国のパクリと闘う その2 ”良いパクリ”と”悪いパクリ”

syuturumu.hatenablog.com その1では、パクリを前提にしてそのパクリを上手く”いなす”手段を音楽業界の実例と、「海賊版のパラドックス」について言及しました。今回はモノづくりとオープンイノベーションについて見ていきます。 ”良いパクリ”と”悪いパクリ”…

中国のパクリと闘う その1 ”パクリ”を往なす

相変わらず日本人をイラつかせる”中国のパクリ問題” 相変わらず、この手の問題はイタチごっこで、日本社会では中国と言えば”パクリ”と言っても過言ではありません。 headlines.yahoo.co.jp しかし、”パクリ”はかつての台湾でもありましたし、新興国では多か…