北東アジアを考えよう!

北東アジア(日中韓台朝)をメインに、ユーラシアを包括的に捉えよう。 

キャッシュレス社会について考えてみた その① そもそも”オカネ”ってなんで”オカネ”なの

最近、「中国のキャッシュレス化社会論」が熱いですが 最近、中国で進む「キャッシュレス社会」についての記事がよく見られます。 newsphere.jp gendai.ismedia.jp working-asia.com 一方でこうした記事は「事実を誇張しすぎている」という声もあります。 to…

一帯一路と香港

一帯一路国際サミットです news.tv-asahi.co.jp 中国が主導権を握る巨大経済圏構想「一帯一路」に関する国際会議が開かれました。北朝鮮と韓国の参加や、日本の自民党二階氏の参加など、注目する点は様々ですが、ここでは香港に注目したいと思います。 地図…

『ゴールデンカムイ』を読んで”ウイグル”を想う。

漫画『ゴールデンカムイ』面白いですよね ゴールデンカムイ 1-9巻セット (ヤングジャンプコミックス) 発売日: 2016/11/18 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る ゴールデンカムイ - Wikipedia この漫画は、北海道を舞台に様々な都市伝説や…

今、安倍普三が首相である事は悪くも良くも。

朝鮮半島の緊張・中東の動乱 朝鮮半島の緊張が高まっています。また世界を見渡せばシリアで米ロが対立し、トルコではエルドアンが強権を発動し、中東も混乱しています。 こうした混沌した世界情勢の時に限って、アメリカは滅茶苦茶な大統領令を発動するトラ…

中国のノンポリ層にとっての「ウイグル」

今回の記事は、中国の少数民族問題の背景や衝突の原因については述べません。中国の少数民族の諸問題について解説している新書や学術書は沢山あるので、解説はそちらのプロの方々にお任せします。 ここでは、あくまで中国国内の一般人民がウイグル問題につい…

南京大虐殺は中国でどのように表現されているか?

アパホテルの件が大炎上中ですが matome.naver.jp アパホテルで南京事件を否定している本が問題視され炎上騒ぎになっています。南京事件はたびたび日中の間で論争になり外交問題に発展します。本稿では、南京事件そのものや論争史よりも中国国内でどのような…

これから、中国と本格的に向き合っていく人が読むべき本とか 歴史・市民社会編

syuturumu.hatenablog.com 以前の記事で、今年からアジア・ユーラシア地域に関わっていく人のために様々なモノ推薦しましたが、本稿ではもっと絞って、中国や朝鮮半島情勢に関わっていく・関わっていきたい人が読むべき本や見るべき映画を挙げていきます。 …

これから、アジア・ユーラシア地域に関わっていく人が最低限見るべき本とか映画とか。

これからアジア・ユーラシア地域に関わろうとするヒトへ 新年ですね。これから心機一転もかねて日本を離れ、アジア・ユーラシア地域に関わっていこう!と意気込んでいる方や、嫌だけど仕事上仕方なくアジア・ユーラシア地域に携わっていく方、そんな方々に、…

中国のパクリと闘う その2 ”良いパクリ”と”悪いパクリ”

syuturumu.hatenablog.com その1では、パクリを前提にしてそのパクリを上手く”いなす”手段を音楽業界の実例と、「海賊版のパラドックス」について言及しました。今回はモノづくりとオープンイノベーションについて見ていきます。 ”良いパクリ”と”悪いパクリ”…

中国のパクリと闘う その1 ”パクリ”を往なす

相変わらず日本人をイラつかせる”中国のパクリ問題” 相変わらず、この手の問題はイタチごっこで、日本社会では中国と言えば”パクリ”と言っても過言ではありません。 headlines.yahoo.co.jp しかし、”パクリ”はかつての台湾でもありましたし、新興国では多か…

北朝鮮の内情に迫ってみる。

北朝鮮の内情に迫ってみる 最近、あるVTRを見ました。それは韓国に亡命した北朝鮮人が北朝鮮について語っているものです。VTRは以下より。字幕も日本語設定にできます。 www.youtube.com そこでは「北朝鮮でも市場経済が導入され始めている事」や「昔と今の…

新シルクロードは新たなる段階へ

「一帯一路」を現時点で総括してみる 中国が2013年に提唱した「21世紀新シルクロード」ですが現時点で総括してみたいと思います。この「一帯一路」は中国内陸から欧州までをつなぐ「陸上シルクロード」と南シナ海とインド洋を通る「海上シルクロード」から成…

点から線。そして面へ 中国ゴーストタウンの正体

中国経済の失速 中国経済が高度経済成長期を終えた事はすでに様々なメディアで言われています。それと同時に、中国のゴーストタウンの存在も報道されています。 gigazine.net 中国国内でもゴーストタウンランキングが発表されたり、その関心度は中国国内でも…

トランプの裏で・・・

トランプショックの裏で 世界がトランプショックに襲われてますが、別に世界はアメリカとしか外交しているわけではありません。トランプショックの裏でも色々とアジア・ユーラシア情勢は動いています。本稿ではトランプ・ショックの裏で起きているニュースに…

外国人とコミュニケーションするコツ

外国籍児童の指導や外国人の生活支援をするような方は参考にしてみて下さい。 むろん、その外国の言葉が出来れば問題ないですが 皆が皆そういうわけにもいかないので、「外国人にとって分かりやすい日本語」を話すように心かけましょう。 ①短い文章で話しま…

外交モンスターベトナムの実力。

環太平洋国家のダークホース、ベトナム フィリピンの大統領のドゥテルテ氏が中国に訪問し南シナ海におけるパワーゲームが新しい局面を迎えそうです。そんな中、こんなニュースが飛び込んで来ました。 www.sankei.com ベトナムも南シナ海で中国の圧力を受けて…

「多様性」を抱える事は面倒くさい。だけど「多様性」を抱え込むと最強だ。

「多様性」は面倒くさい 昨今、「多様性」をめぐる議論が色々とされていますね。僕も「多文化共生」を作るような場に色々と立ち会っています。具体的には在日外国籍児童の学習支援などを通じて社会の多様性に貢献するというモノです。 そういう場で感じるの…

日中にとっての朝鮮半島情勢

相変わらず騒がしておりますが 相変わらず、朝鮮半島が騒がしいです。北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射。それによるTHAAD配備。それに呼応して中韓関係や中韓米ロ関係の悪化と色々と事態が動いています。そんな中昨日「BSプライム・ニュース」で北朝…

中国と日本をめぐる社会とか自由に関する皮肉な話。

日本って“ジユウ”なの? 中国を経験した日本人どうしで飲み会を開いたり、インターネットで会話すると、こんな話題になる事が多いです。 「なんか、日本って自由なんだけど自由じゃない感じ?中国は自由じゃないんだけど自由って感じ」 一般的に自由の無い一…

日本と中国をめぐる憲法に関する皮肉なお話。 9条の話じゃないよ♡

通常国会が始まりましたね 本国会で憲法改正に向けての議論がより加速化する事になりますが、「中国」に片足を入れながら生きている人間としてどうしても気になる事があります。それは 「自民党の憲法改正草案が現在の中華人民共和国憲法とかなり似ている」…

日本独特の食肉文化の多様性。

知人に頼まれて、日本の事を紹介する文章を書きました。その中国語を載せておきます。検閲にかけられるような事があればこちらでも報告します。 日本独特的食肉习俗 大家喜欢吃什么肉?牛,猪,还是鸡呢?现在世界上供人食用的主要肉类大概是牛、猪和鸡。但是…

「台湾アイデンティティ」を分析してみる。”台湾独立”ってどういう事?

この記事では、台湾国内の歴史に言及しながら台湾アイデンティティを分析し 「台湾独立」について考えます。 日中台の外交史や国際関係については以下の記事を参考にしてみてください。 syuturumu.hatenablog.com 今回の記事でも以下の定義を採用します。 「…

今更、他人に聞けない「台湾」って何??

本稿に入る前に、断っておくべき事があります。 本稿で出てくる「シナ」には差別的なニュアンスはありません。あくまで現行の中華人民共和国の主権が及ぶ範囲の「地名」として使います。 本稿の「台湾」は「中華民国台湾」の主権範囲の「地名」です。 ”中国”…

中国とアフリカ 「ネオ植民地主義」か「非西欧によるアフリカ独立の支援」か (その2)

(その1)では、主に中華人民共和国建国直後から改革開放の直前期までの「中国とアフリカ関係」をみました。 syuturumu.hatenablog.com 今回は、改革開放後、90年代の末から2000年代の「中国とアフリカの関係」を追っていきます。 新時代の幕開け 朱鎔基首相と…

日本の環境問題とサブカルチャー 日本的环境问题和日本次文化

日本的环境污染问题的历史 环境问题不仅是发展中国家,也是欧美日本等全球普遍的问题。因此,全人类对环境问题应该互相合作加以解决。印度,巴西,东南亚等新兴国家也不例外。当然中国国内的问题也是如此。以PM2.5为代表的空气污染、水质污染、以及土壤污染…

しょうけい館。

8月15日に行ってきました ここ数年は8月15日に、千鳥ヶ淵や靖国、しょうけい館を回る事を恒例行事にしています。ニュースになっている靖国神社、国立の追悼施設である千鳥ヶ淵は、とても有名で、今更ここで色々と説明する必要はないと思います。ここでは「し…

中国とアフリカ 「ネオ植民地主義」か「非西欧によるアフリカ独立の支援」か (その1)

はじめに もうすぐTICAD(Tokyo International Conference on African Development)がケニアで開かれます。この会議は日本政府主導で、アフリカの開発援助等について話し合う会議です。 www.mofa.go.jp 日本の技術等がアフリカの発展に寄与するのは大変喜ば…

「ゴジラ」に日中関係・日韓関係、大東亜戦争の文脈を入れることは可能か?

『シン・ゴジラ』を見ました 『シン・ゴジラ』予告2 『シン・ゴジラ』見ました。傑作です!54年のオリジナルゴジラを見事に現代に透写した作品であり、54年のゴジラに衝撃を受けたであろう当時の日本人は、こういう感覚でゴジラに対峙したんだなと思わせてく…

黄龍VSバハムート (その3) インドと中国の共通利益

中国とインドの共通利益 (その1)と(その2)では中印の競争や紛争の歴史を振り返りながら纏めました。今回は中国とインドの共通利益や協力関係について纏めていきます。 西側世界の人間は、中印間の競争に目が行きがちで、また希望的観測で、インドは西側…

黄龍VSバハムート(その2)

(その1)では戦後から冷戦までの、中印関係の一番、簡単な所を纏めました。今回は主に2000年以降の動きについて見ていきます。 黄龍VSバハムート 冷戦終結と改革開放で、アジア地域は経済の相互依存化が進みましたが、中国とインドの関係は大きく動く事はあ…