北東アジアを考えよう!

北東アジア(日中韓台朝)をメインに、ユーラシアを包括的に捉えよう。 

立ち上がれぇぇぇ!!中華ロボット玩具!! 問題点とか可能性とか

中国ロボット玩具といえば

 

  パシフィック・リムの続編が中国で公開されました。すでにヒットを飛ばしているようです。実写トランスフォーマーも中国でヒットしています。なので、それに関連するロボット玩具も売られています。しかし、中国といえば悪質なパクリです。

 

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これは、中国公安警察とバ〇ブルビーを融合させた非正規トランスフォーマーです。

 

こんなブログもあります。

sranngurenn.blog70.fc2.com

 

 

また、ロボット玩具をレビューされているYou Tuberさんはこういうモノを紹介しています。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

しかし、最近は技術の進化やアイデアの向上などもあって、一言で「悪質なパクリ」とは言えない。「非常におしぃ!!」と思えるモノも出ていたりもします

 

 


【なんか見たことあるww】変形擎天金剛王【秘密のギミックも!】CHINESE TOY "SUPER SPEED DEFORMATION ROBOT" ! (AoE OPTIMUS PRIME)

 

動画でもコメントされていますが、確かにパクリです(笑)でも非正規品は他にも沢山出ていますし、変形ギミックの驚きを評価しています。

 

blog.livedoor.jp

 

こちらも、完全に非正規の同人作品ですがそのクオリティーから日本でも反響がありました。

 

 

中国で正規品ロボット玩具は売れるのか?

 

  昨日、中国の大手動画配信サイトのビリビリ動画がナスダックに上場しました。

  中国の動画サービス「ビリビリ動画」が米Nasdaq市場に上場 - ねとらぼ

 

昨今、中国のIT分野が注目されています。同時に中国発のヲタクサブカルコンテンツも台頭してきました。しかし、日本としてはこの分野で負けるわけにいきません。日本のコンテンツをどうやって売るのか?海賊版や知的財産の問題をどう克服するのか?グッズの展開はあるのか?という部分にも注目が集まっています。

 

 

toyokeizai.net

 

ascii.jp

 

www.huffingtonpost.jp

 

これらの記事と現地で観察した私の感想は

 

「絶対に売れる!です!ロボットは夢と希望と勇気を与えるコンテンツです!」

 

しかし、売り方工夫がいるのは確かで、一筋縄ではいきません。海賊版の話を出しましたが、もう一つ、ロボット玩具の未来を占う上で大事な要素は3Dプリンターです。昨今、3Dプリンターの技術発展と普及によってオリジナルのロボットフィギュアを作ることも難しい事ではありません。

 

※以下の写真は香港。3Dプリンターでオリジナルロボット作る習い事のようです。

 

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更に、以下のような話もあります。

togetter.com

 

東芝といえばSHARPで台湾のホンハイに吸収されました。日本のロボット玩具の優位性は今後ますます失われると思われます。そうなるとますます新しい付加価値が必要になるでしょう。

 

 

 

参考過去記事

中国の海賊版との戦い方は以下のブログを参考に

 

syuturumu.hatenablog.com

 

syuturumu.hatenablog.com

 

バンダイ中国事業強化のニュース。

 

www.nikkei.com

 

ロシアの実力をさぐる

おそロシア?????

 

 

 ロシア・・・ユーラシアの大国で日本と領土問題があり、朝鮮半島問題でもキープレイヤー。プーチンは筋肉モリモリでシリア情勢では目下戦争犯罪中で、反体制派は粛清される。ロシアに対してはそんな怖いイメージがあると思います。一方でフィギュアスケートではロシア選手はまさに華の存在で、ロシアといえば美男美女大国。ウォッカボルシチピロシキは有名で、文学やクラシックや音楽で世界的に評価もされている。ソフトパワーもそこそこある国。日本的にも東アジア地域的にも大きい存在である事は間違いないでしょう。しかし、その実力に関して、正確に把握しているとは言い難いと思います。ここでは、様々な統計を集めて、ロシアの実力を探ってみたいと思います。

 

南北首脳会談はロシアの影響か?

https://www.youtube.com/watch?v=oMjWu3XYVD8

 

ロシアの経済統計色々。

 

  まずは「世界経済のネタ帳」という情報サイトから色々と見ていきましょう。

ロシアの経済 - 世界経済のネタ帳

 

 GDPランキングでロシアは現在12位です。これは韓国とオーストラリアの間にいる位置です。韓国とオーストラリアの間なので、ロシアを発展途上国。もしくは新興国にカテゴリーするのは少し違っていると思います。次に一人当たりの統計でみると、70位でこれは、マレーシアとブラジルの間です。ちなみにロシアの人口は1億4千万前後です。更に補足で一人当たりのGDPでは中国は74位で更に下になります。経済成長率だともっとランキングは落ちます。経済力で言えばソコソコという評価が妥当だと思います。

 

 

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つづいてJETROが公表しています。世界貿易投資報告の最新版を見てみましょう。

世界貿易投資報告 | ロシア - ロシア・CIS - 国・地域別に見る - ジェトロ

https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/gtir/2017/45.pdf

この中のロシアの主要国別輸出入という項目を見ると、やはり日中韓は入ってきます。しかし、輸出の所を見ますと、韓国のポジションが興味深く、日米カザフスタンより上に来ています。

 

参考までに外務省のリンクも添付します。こちらにもロシア経済の基本的なデータがあります。

ロシア基礎データ | 外務省

 

 

いずれにしても、ロシアにとってやはり中国が経済的に大事な国である事が分かると思いますが、中国側の統計を見ると少し違った事情が見えてきます。以下は中国国家統計局の2017年国民経済および社会発展統計公報の中の、対主要国、地域の貨物輸出額と成長率データです。

 

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http://www.stats.gov.cn/tjsj/zxfb/201802/t20180228_1585631.html

 

米中関係にしても日中関係にしても色々ありますが、中国にとっては圧倒的に日米でありEUです。この統計では東盟でASEANが一括りにされていて東南アジアの国別統計では出ていません。ロシアのポジションは下から二番目。南アフリカとインドの真ん中です。

 

上記の統計からみると、ロシアの経済力はソコソコで、関係が良好といわれている中国にとっても重要度は依然として日米EUで、ロシアの片思い。しかし存在感や政治力があって世界の様々な地域に影響を及ぼしている。 

そんなロシアの姿が浮かんでこないでしょうか?

 

以下は過去に纏めた中ロ関係のブログ記事です。参考にしてみてください。

 

syuturumu.hatenablog.com

 

syuturumu.hatenablog.com

 

 

 

 

卸売市場×Eコマース×新シルクロード 義烏発展史

巷で噂の義烏

 

 

 「義烏」日本でこの地名を知っている方はあまりいないと思います。一般的な知名度は低い地名なのですが、中国ビジネス、特に生活雑貨などの卸売りに携わっている方なら聞いた事あると思います。世界最大規模の生活雑貨の市場があり、さらにその国際性から新シルクロードの出発点とされている場所です。

 

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筆者撮影

 

では、なぜ知名度がそんなに高くない地味な都市なのに、近年、発展し注目を浴びているのか?そのポテンシャルや発展史をまとめてみたいと思います。

 

 

義烏発展史 民間主導の改革開放

www.youtube.com

 

  神戸大学経済経営研究所の約二年前のVTRに義烏の発展史が分かりやすく纏まっていました。このVTRによると計画経済の下でも義烏では闇市的なモノが運営されていました。そこから改革開放によって本格的に発展を始めました。

  この義烏が位置する浙江省杭州や温州、寧波などがあり、どうやら元々商売人気質が強い土地で積極的に外に出ようとする人たちである事が言えそうです、浙江省温州は「中国のエルサレム」などと言われています。

www.newsweekjapan.jp

 

 もちろん、中国最大の都市の上海からそこまで遠くないというのもポイントだと思います。最近では地域間の経済の結びつき「長江経済ベルト」開発計画の恩恵などもあります。

  しかし、これだけではいずれは発展が終わります。VTRでも指摘されていますが、この手のビジネスはいずれコモディティー化し持続可能性に難がある弱点があります。

 

 

義烏全体を構造として捉える

 

  しかし、ここにインターネットや新シルクロードを加えることで新たなる可能性が見えてきます。義烏やそれらの周辺地域には越境Eコマースの基地巨大倉庫、保税区が設置され、越境Eコマースを使える人材を教育するような施設もあります。

 

中国邮政跨境电子商务义乌基地   

http://jtj.yw.gov.cn/jrjt/gzdt/201605/t20160526_946843.html

 

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菜鸟产业园 是个什么园

www.jhnews.com.cn/2017/0404/750678.shtml

 

tieba.baidu.com

 

义乌市创客电子商务培训中心

义乌市创客电子商务培训学校作为义乌新型创意型培训机构

http://zj.studyems.com/s0031146173/

 

 

  これにより、インターネットを融合させて発展する義烏市はただの伝統的な卸売り市場というポジションだけでなく、日用雑貨をあらゆるにも届けられるような機能を持ちます。義烏という町そのものが日用雑貨を供給する巨大公共インフラに変わりつつあると言えそうです。さらにそこに「一帯一路」も加わるわけです。最近ではアフリカや中東のイスラム商人も義烏にあつまり、それに伴い中国のムスリムもあつまり、かなり独特な街の様子にもなっているようです。

  

 

 

 

 

参考文献

中国における地域間連携の発展のあり方

http://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/chitekishisan/cs201503/cs20150303.pdf

 

義烏市内マップ

http://yiwupassport.co.jp/files/yiwu_map.pdf

 

第47回研究会報告 - 現代中東イスラーム世界・フィールド研究会

 

慣れるな!舐めるな!中国・アフリカ関係プロパガンダを読み解く

色々とヤラかしている一方で

 

 

 この間の中国の紅白でブラックフェイスが見られ炎上したのは記憶に新しいと思います。このブログでも取り上げました。

 

jbpress.ismedia.jp

 

syuturumu.hatenablog.com

 

しかし、だからと言って中国・アフリカの外交戦略や中ア関係の広報戦略を過小評価すると、また色々と痛い目を見るでしょう。事実として中ア関係は終戦直後から脈々と続いてきています。そこで本稿では、中ア関係のコンテンツを分析し、中ア関係が持つポテンシャルを少し掘り下げ、理解してみようと思います。

 

 

西側へのカウンター

 

 少し、前ですがこういうVTRが流れました。

ソマリアから来た女性博士が中国語で「中国のアフリカ援助は植民地主義ではない」という事を語っている内容です。インタビュー後半では「確かに一部の中国企業のやり方には問題もある」と語っているのですが、主な内容は「中国はアフリカの発展に貢献している」というモノです。

 確かに、このVTR、BBCのインタビューへの回答という事で中国政府のプロパガンダ色が極力抑えられてはいますが、このインタビューに答えている女性は、BBCのみならなず、中国国内のコンテンツで最近よく見かけます。

 

www.youtube.com

 

この事からも、こちらの女性が「普通のソマリア人の中国通」ではないことが分かると思います。中国情勢を長く観察している日本人の中には「加藤嘉一」の存在が過ったのではないでしょうか?

 

 

 

この女性の正体は?

 ほかにもこのようなVTRがありました。

 

www.youtube.com

 

女性の中国名は【和丹】というそうです。この名前で百度で検索してみますと面白い事が分かりました。

来自索马里的美女和丹:这个浙大博士有点酷 - 杭州新闻中心 - 杭州网

 

この記事ではこの女性が習近平を賛美する様子が伝えられ、また記事中によると、浙江師範大学アフリカ研究院の研究者である記述があります。この浙江師範大学のアフリカ研究院 http://ias.zjnu.cn/   

 

ホームページのヘッダー部分を見てみますと、中国の対アフリカ政策の重要なシンクタンクになっている事が窺えると思います。

 

 

 

  今後、同様に西側へのカウンターとしてこのような人材がメディアに出てくる多々観察されるでしょう。以上の例でもあげましたが、これらは「でっち挙げ」というより企業の製品広報に近いモノを感じます。

  日本には「加藤喜一」という前例がいるのでそう簡単にこの手の戦略にノルとは思いませんが、反米傾向が強い諸外国などには効果が高いと思います。

 色々と黒人差別でヤラかしているといって、外交手腕や政策広報を過小評価すると大きなしっぺ返しを食らうでしょう

 

 

中ア関係を探る参考資料

 

 

 

本書の中にも中国の対アフリカアプローチの一例の記載あり。

 

 

 

 

結局中国のありゃりゃ?な部分が露呈した春晩ー中ア関係コントの表象分析

やらかしました

 

 中国の紅白と称される春晩(春節聯迎晩会)で中ア関係のプロパガンダコントで、ブラックフェイスをやらかしてしまいました。

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

しかし、このコントブラックフェイス以外にも残念なポイントがあります。今回の記事では、なぜ中ア関係のコントが春晩で流れたのか?などなど背景にある事情を解説しながら残念ポイントを指摘したいと思います。

 

 

 

中国・アフリカ友好ではなく、

中国が作ったモンバサ、ケニヤ鉄道スゴイ

 

 

 

 問題のコントは4分38秒あたりから

 

www.youtube.com

 

このコントの背景を理解するためには以下のニュースが頭に入っている必要があります。

 

www.newsweekjapan.jp

 

現在、中国はインフラ輸出を盛んに行っています。こちらはその一環です。このコントでアフリカ女性がCAのような恰好をし、コントの背景に鉄道があるのはそういう事です。

 

 

そもそも専門家皆無のトホホな演出

 

 このコント、冒頭にどういった団体がパフォーマンスをするのか表示されているのですが、この集団を見ると、中ア関係の専門家や文化人類学の集団が全くいないことが分かります。ほとんがただのダンスパフォーマンスグループです。極めつけは赤字で示した一番したの集団。

 

  • 蒙内铁路乘务组     
  • Zaouly面具舞团
  • 帕玛佳非洲歌舞团
  • A&C非洲歌舞团
  • 中国煤矿文工团艺术学校

 

この集団は、国家安全生産監督管理局直属の組織で、1947年に東北地方の石炭発掘区で生まれた組織です。たしかに、中国の中でも由緒ある芸術・武芸学校なのですが、なぜこのナイロビ・モンバザ鉄道コントに呼ばれたのか理解しがたいです。

 

 

結局は西側のソフトパワーに頼る

 

 このコントの主な内容はとにかく、「中国スゴイ!」「中国の援助はアフリカを発展んさせた!」という内容なのです。しかし、このコントの冒頭や最後に流れたテーマソングWaka Waka (This Time for Africa)は、シャキーラというコロンビアの歌手が歌った歌で、2010年の南アフリカワールドカップの時のテーマソングです(おそらく、使用許可をとっているとは思いますが少しだけ心配です)。

 

www.youtube.com

 

※歌そのものはアフリカへのリスペクトとサッカーの疾走感が合わさった大変よい曲です

 

 

「中国スゴイ!」「中ア友好!」というプロパガンダの最初と最後に全く的外れなテーマソングを持ってくるあたり、あの国のソフトパワーの乏しさと詰めの甘さを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

一帯一路を拒む香港、乗る香港

香港でも注目されている一帯一路

 

 中国政府が推し進め、習近平政権の目玉政策の一つ「一帯一路」。「海上シルクロード」の通り道には香港が存在しています。香港と中国は対立関係にありますが、香港にも香港の諸事情があり背に腹は代えられない状況もあります。それについては以下のブログを参考にしてください。

 

syuturumu.hatenablog.com

 

こうした事情もあるので、香港でも「一帯一路」に乘るか?乗らないか?香港にとっての挑戦と機会は何か?といった研究や話題は多いです。

 

 以下の資料は香港貿易発展局経費研究部が発表した資料です。

http://media.hkprinters.org/HKPM-104/HKPM104-Top2.pdf

 

 

theinitium.com

 

貿易発展局、「一帯一路」委員会を設置【香港―経済】 – 香港ポスト | 香港日本語新聞

 

news.rthk.hk

 

一帯一路に乘ろうとする香港

 

以下のVTRは香港が一帯一路に参加する際に発揮できる優位性について知れるVTRです。

www.youtube.com

 

 このVTRでは香港の地下鉄の運用実績を生かし中央アジアやマレーシアなどの交通系大学と提携する様子や、様々な学術交流する様子が紹介されていたりしています。また、一帯一路は様々な国をまたがって商売する事から、英米法や大陸法イスラム法の法知識が必要となります。香港の歴史から来る経験が生かせる事なども紹介されています。

 

ここからは、邪推の域を出ませんが少しだけ未来予測をしたいと思います。

 

 

 一帯一路計画は中央政府のそして習近平政権の目玉政策です。そして、この政策は国外と国内を繋ぐ性質から、辺境地域や地方の協力なしでは成功しません。そのため、香港を含めた辺境地域に様々な圧力が中央政府から掛かり続けることになると思います。しかも、それは習近平政権の終了、少なくとも2025年までは続く事でしょう。

 香港の政治面における自主性や言論の自由の戦いを考える上でも「一帯一路」への香港の参加は一つのカギになると思います。

 

 

一帯一路とは”いったい”何なのか② ”いったい”どこから始まる?

広域経済

 

 

 「一帯一路」が中国を中心にした海路と陸路から伸びる広域経済圏構想というのは普段からニュースを見れば分かると思います。しかし、中国のどの都市から始まりどの都市を通りそれらの都市は”いったい”どういう都市か?と問われて答えられる日本人は少ないと思います。この戦略、別名”21世紀新シルクロード”と呼ばれるので、新疆と西安は通るのか?ぐらいはイメージできますが、広域経済構想である一帯一路は西安から一本の道が欧州に向かうだけではないのです。広域経済”圏”構想なのです。

 

 

 

 

 

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一帯一路は義烏から始まる

 

 中国政府の言い分を聞くと、彼らは浙江省義烏を一帯一路のスタート地点としています。

 

www.youtube.com

 

ここから、スペインまで鉄道が通っています。この義烏、世界一の雑貨や玩具の市場で、この市場の支部ウルムチにも存在しています。

 

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成長のエンジンは沿海部から内陸へ 

 

 習近平政権以降、中国経済成長は鈍化しましたが、省ごとの統計を見ると、内陸では依然と高い成長率を維持している省があります。また、ここ数年は中国の沿海部と内陸の格差が着実に縮まっている傾向もあります。中国国内に限ってみれば、一帯一路はそこそこ成功していると言えると思います。

 

 

 

参考文献

 

習近平主席が提唱する新しい経済圏構想「一帯一路」詳説

習近平主席が提唱する新しい経済圏構想「一帯一路」詳説

 

 

 

以下の記事も参考に。

 

 

syuturumu.hatenablog.com

 

 

 

syuturumu.hatenablog.com

 

 

syuturumu.hatenablog.com